ひろ日記 試合における理解と質

2019/03/13

こんばんは!

今日はトランジッション(切り替え)といわれる部分について書きます。

「トランジッション」は現代サッカーの鍵といわれています。

 

まずトランジッションてなんだ?

専門用語みたいで堅苦しく聞こえますが簡単に言うと

攻撃と守備の切り替えのことを指します。

最近は守備から攻撃に転ずるカウンターをトランジッションと表現する事が多いです。

 

攻守の切り替えの早さはコートが狭く状況が目まぐるしく変わるフットサルやバスケットボールに求められる能力でしたが素早い展開が増えた現代サッカーでも重要なポイントとなりました。

 

試合において今の自分の置かれている状況(なにをすべきか)を

理解しているか、理解できていないかはいい選手ともったいない選手を分ける大きな分岐となっています。

 

いま自分達は攻撃なのか、守備なのか、

攻撃が終わって守備なのか、

守備が終わり攻撃なのか、

こぼれ球によりどちらもボールを保持していないのか・・・

 

このように状況を頭のなかで整理していることが

いい選手の第1歩となります。

この後にどう攻めるかどう守るかの思考力(インテリジェンス)の質

そして技術(実行力)の質が求められます。

 

インテリジェンスとは思考力の結晶であり、状況ごとになにをすべきかわかっていることが重要です。

ワンツーが有効だ!!裏を狙える!!

幅や深さを使えばいな!ここは失わないようにサポートしよう。

ターンで逆が使えるな。

相手の攻撃を遅らせて味方の戻りを待とう。

インターセプトできそうだ!!

などなど

状況において選択するプレーには限りなく正解に近い答えを自分で見つける賢さが必要です。

さらに味方と意思を共有できるような指示(コーチング)ができれば文句ありません。

もちろん試合において絶対はありません。

どんなに考え準備をしても実を結ばない事も多々あります。

 

あとは細かい積み重ねの基礎技術力、努力や感覚で養った個人技術力で実行する。

ここが曲者でしっかりと自分に練習時間という投資を怠ると結果は出ません。

狙いはいいんだけどな~惜しいな・・・

で終わりはもったいないですよね!

 

フットサルはこの状況理解、思考力、実行のスキルを高いレベルで行わないと勝てません。

いいトレーニングやいい強度のスポーツとして周知されていけばいいなと思います。

エスタジオでも春の短期スクールが始まります。

是非学びに来てください!!!!